【恵比寿・お灸専門鍼灸院】 寒さに弱くなった気がするのは年齢のせい?冷えと体の動きの関係

「昔より、寒さがこたえる気がします」
30代の女性から、そんなお声を聞くことがあります。

下半身の冷えを連想させる立ち姿の水彩イラスト(薄いピンクのTシャツと薄いグレーのパンツ)

温かいお風呂に入っても、
厚着をしても、
ホッカイロを使っても、
なぜか体が温まらない。
そうした状態が続くと、「年齢のせいかもしれない」と感じてしまう方も少なくありません。
ですが、寒さの感じ方には、年齢以外の要因が関係していることもあります。

下半身には、体全体の約60〜70%の筋肉が集まっています。筋肉は、体の中で熱が生まれやすい組織のひとつです。そのため、下半身の状態は、体全体の寒さの感じ方に影響しやすいという特徴があります。
特に、腰や股関節の可動域が狭くなっている場合、動きが制限され、下半身の筋肉が十分に使われにくくなります。その結果、筋肉の働きが落ち、冷えを強く感じやすくなることがあります。

「足先が冷えるから、足を温める」
それ自体は自然な考え方ですが、腰や股関節の可動域が狭い状態のままでは、足先を温めても、下半身全体の使われ方が変わらず、冷えの状態も変化しにくいことがあります。

当院では、冷えが気になる場合でも、足先だけを見ることはあまりありません。まず、腰や股関節を含めた体の動きを確認します。
その際に用いるのが、動作調律メソッドです。

動作調律メソッドは、
体を柔らかくするための体操ではありません。
日常動作の中で偏って使われている部分や、
動きが止まりやすくなっている部分を確認し、
本来の動きが出やすい状態へ導くための方法です。

施術の前後でこの動作を行うと、
「さっきより動かしやすいですね」
「同じ動きなのに、感じ方が違います」
といった感想を口にされる方がおられます。
それは、体が急に温かくなったというよりも、体の使われ方が変わり、寒さの感じ方が変化した結果として気づかれることが多いようです。

寒さに弱くなったと感じたとき、防寒や温め方を工夫することも大切ですが、それだけで変わらない場合には、体の動きや使われ方に目を向けてみると、これまでとは違った視点が見えてくることがあります。

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