内臓と体の治療で改善するフケのお悩み
「お風呂でブラシを使って、ゴシゴシしっかり洗髪しているのに、フケがすごいんです」
と話される40代の女性。
多くの方が「洗い方が足りないのでは?」と考えがちですが、体にアプローチすると短期間でフケの状態が変わることがあります。
フケの種類と特徴
フケには主に2種類あります。
- 乾燥性フケ:頭皮の水分が不足しているときに見られ、白く細かいフケが特徴です。冬やエアコンの環境で起こりやすいといわれます。
- 脂漏性フケ:皮脂の分泌が過剰になることで発生し、やや黄色くべたつくのが特徴です。ストレスやホルモンバランスの乱れが関係することもあります。
フケが起こるしくみ
フケは、頭皮の皮膚細胞が正常に生まれ変わらなくなることで起こります。
血流が不足すると、酸素や栄養が頭皮に届かず、細胞の再生が遅れてしまいます。
結果として、古い角質が残り、フケとしてはがれ落ちます。
デスクワークやストレスが続くと、頭や首の筋肉が一時的に強く緊張します。
その状態が長く続くと血管が圧迫され、頭皮への血流が滞ります。
内臓の働きと頭皮の関係
内臓の疲れや血流の滞りは、頭皮の皮脂や角質のバランスにも影響します。
血液を作り、貯め、送り出す臓器──腎臓・骨髄・脾臓・肝臓・心臓──が正常に働くことで、全身の血流が保たれます。
体の内側の働きが安定すると、頭皮環境も自然に落ち着いていきます。
お灸によるアプローチ
当院の炭温灸は可動式の温灸器を用い、首や頭部にも直接アプローチできます。
まず背中や腹部へのお灸で内臓の働きを高め、血流を促します。
そのうえで頭部の血流を改善することで、頭皮の乾燥やかゆみが落ち着く方が多くいます。
日常でできるフケ対策
フケは頭皮だけをケアしても変化しにくく、体の内側からの治療で初めて改善が見られるケースが多いのです。
頭皮は刺激を与えず、やさしく洗うことが基本です。
フケが多い時期は、お湯だけでの洗髪でも十分な場合があります。
また、シャンプーやリンスが刺激になっていることもあるため、合わないと感じたら一度使用を控えてみてください。
まとめ
フケは「洗い方の問題」ではなく、頭・首の筋肉の緊張や内臓の働きの低下が背景にあることが多くあります。
頭皮だけをケアするのではなく、体全体の働きを見直す視点が必要です。
体の内側の働きが高まると、頭皮の状態にも少しずつ変化があらわれてきます。

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