
耳鳴りに気づいた瞬間から、「キーン」という音が頭から離れず、不快な気分が続く。そんな経験はありませんか?
耳鳴りは一般的に薬の効果が出にくく、耳鼻科で検査を受けても「特に異常なし」と言われることも少なくありません。多くの方が、原因がわからないまま日々の生活に支障をきたしています。
東洋医学から見た耳鳴りの原因とは?
東洋医学の視点から耳鳴りをひもとくと、こめかみ周辺にある側頭筋をはじめ、首、後頭部、胸、肩甲骨まわりの筋肉の緊張や機能異常が深く関係しているケースが多くあります。これらの筋肉を観察することで、耳鳴りの根本的な原因が見えてくることがあります。
- 首から上の筋肉に原因がある場合は、自律神経の乱れ
- 首から下の筋肉に原因がある場合は、腕の使いすぎや、PC・スマホ・ゲームなどの長時間操作による過緊張
このように、耳鳴りの原因は単に耳だけにあるのではなく、身体全体の使い方や緊張の蓄積によって生まれることが多いのです。
耳鳴りと顎関節の意外な関係
少し話は広がりますが、耳鳴りと顎関節症(がくかんせつしょう)も深い関係があります。顎関節やその周辺の筋肉に過度な負担がかかると、耳に近接する神経や骨にも影響し、耳鳴りのほかに、難聴やめまいなどの症状が現れることもあります。
“つらい部分=原因”とは限らない
痛みや不快感があると、多くの人はその部分に注目し「ここに原因があるはず」と考えがちです。けれど実際には、症状の出ている場所と原因のある場所が異なることは少なくありません。
不調があるとき、人はどうしても視野が狭くなってしまいます。実は私自身もそうです。症状が強くなると、自分の身体を俯瞰して見ることが難しくなります。
若い頃は「なんとかなる」と思えていたことも、年齢を重ねるにつれ、そうはいかなくなるものです。そんなときは、自力で何とかしようと頑張りすぎず、“外からの力”を借りてみることが、結果的にいちばんの近道だと実感しています。
まとめ|ひとりで抱えずに、身体全体を見直してみる
耳鳴りなどの不調でお悩みの方も、ひとりで抱え込まず、東洋医学の視点から身体全体を見直してみる――そんな選択が、より快適な日々を取り戻すきっかけになるかもしれません。

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