「足の指だけが冷たいんです」
と話される方がいます。
足を温めても、しばらくするとまた冷えてしまう。
そのような状態です。
この場合、原因が足にないことがあります。
足先の冷えと心臓の働き
当院では、足先の冷えには心臓の働きが関係すると考えています。
心臓は全身に血液を送り出しています。
その働きが弱くなると、体の中心部が優先され、末端まで届く量が減ります。
その結果、足の指が冷えやすくなります。
温もりの違いには科学的な理由がある
ここで大切なのは、温もりの違いには科学的な理由がある、という点です。
皮膚の表面だけを温めても、深部の血流が変化しなければ、温かさは長続きしません。
一方で、体の中心部の働きが変わると、末端の温度も変化しやすくなります。
臓器は連動して働く
では、心臓だけの問題かというと、そうではありません。
臓器は単独で働くのではなく、他の臓器と連動しています。
背部と腹部を照らし合わせながら、その動きを読み取ります。
心臓に負担がかかると、肝臓や腎臓の働きも影響を受けます。
いくつかの臓器が同時に関係し合いながら体を支えています。
当院での確認
当院では足だけを見ることはありません。
背部と腹部の触診を行い、内臓の働きを確認します。
足を温めても変わらない冷えは、内臓の働きの変化が足先に出ていることがあります。

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